『ザ・場面写』 第13回 サイクロプス隊の面々

 宇宙世紀0079年12月、新型ガンダム奪取および破壊を目的とした「ルビコン作戦」の実行を命じられたサイクロプス隊のメンバーたち。彼らは、特殊工作部隊という立場上、作戦に応じてさまざまな戦場に送られるため、着用する軍装も多い。通常身につけているジオン軍の一般的な軍服に加えて、モビルスーツへの搭乗の際はノーマルスーツを着用している。
 その一方で、少数精鋭の部隊であるということから、服装に関してはあまり厳しい統制はとられていなかったようだ。
 隊長のシュタイナー自身が、襟元にスカーフを巻いたスタイルを好んでおり、また皮革製のハーフコートを多く着用。他の隊員たちとはちょっと違った、気取った中にも隊長らしい責任感を見せる印象で固めているのに対し、副官的な立場のミーシャは、ニット帽を被りいつもスキットルを持ち歩くといった豪放磊落な性格どおりのラフなスタイルを好んでいた。また、武器やナイフに精通したぶっきらぼうな性格のガルシアはバンダナを愛用、アンディは普段から略帽をかぶり髪型を気にする洒落者という一面を持っており、メンバーそれぞれの性格と好みが判る個性的な衣装に身を包んでいる。
 しかし、そんな彼らもルビコン作戦に伴う北極基地襲撃の際にアンディが戦死するという悲劇に見舞われる。そして、補充要員として新米兵士のバーナード・ワイズマンが着任。彼らは、北極基地から打ち上げられた新型ガンダムの所在を追って、中立コロニーであるサイド6へと潜入することになるのだった。

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