『ザ・場面写』 第8回 コジマ大隊

 『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の主人公であるシロー・アマダが率いる第08MS小隊が所属していたのが、コジマ中佐が指揮する極東方面軍第1機械化混成大隊、通称コジマ大隊である。コジマ大隊は、ジオン軍との防衛線に面した位置にあり、また隣接するジオンの勢力圏にある秘密工場での不穏な動きが活発化するという状況において、戦略上重要な基地でもあった。まだ制式に量産化されていないモビルスーツの実戦配備がいち早く行われ、陸戦型ガンダム、陸戦型ジムといった先行量産型の機種を有しており、それらモビルスーツを運用する8つの小隊が主戦力となっている。敷地も広い大型の基地であり、兵舎や格納庫なども配置され、このエリアでの重要拠点として多くの連邦軍兵士が防衛戦を守るために従事していた。今までのガンダム作品には登場しなかった、最前線の基地という存在はガンダム世界のミリタリー的な雰囲気をより深め、その後のゲームなどのオリジナルストーリーに大きな影響を与えることとなる。

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