突然、今回から始まったこのコーナー。
そもそも、「リリっち」とは何者なのか?
リリっちは、ガンプラを扱うバンダイ・ホビー事業部の新人なのである。
仕事はできるが、ガンダムはあまり詳しくない。
ホビー事業部員なのに、MYニッパーを持っていない。
このままでは川口名人もいるホビー事業部で大きな顔ができない。
彼女のそんな悩みを相談した相手が悪かった。
あのU.C.ハードグラフ担当の江上社員に相談してしまったのだ。
「それなら、模型を楽しむ全ての要素が入ったハードグラフで修行(勉強?)するのだ!」
こんな訳で、モデラーズフリマの川口名人とハードグラファー木内氏のトークに参加してみることになったリリっち。
あしたのハードグラファーは君だ!
というわけで、2008年3月15日(土)と16日(日)に静岡市のツインメッセで行われた模型専門のフリーマーケット「第7回モデラーズフリマ」に行ってきました。
バンダイブースにはもくもくと作業を進める川口名人が・・・
と、そこに作品を携えた木内さんがやってきて、
名人によるフィギュアの塗り方レクチャーが始まりました。
瞳の入れ方など、いろいろなテクニックの紹介がありましたが、
その中でも衝撃を受けたのは、実は「ガンダムマーカーの正しい使い方」
川口名人曰く、「マーカーは40〜50回は振らないと、中の塗料がよく混ざらない」
とのこと。そんなに混ぜないといけないなんて・・・
納豆のようだ(゜∀゜)
・・・などとすっかり納豆を食べるときの気持ちに浸っていたら、
「じゃあ リリっちも塗ってみようか!」という名人の一言が。
えええー!
・・・大丈夫かな??(><)
不安を抱えつつも、川口さんと木内さんに見守られながら、
フィギュアの顔を塗ってみました。
フィギュアの顔は5ミリもないくらいなので、マーカーではなく
極細の筆を使って塗ります(緊張で手がぷるぷる・・・)
彫刻のあるところを中心に薄めた塗料を筆で塗って、
綿棒で余分な塗料をふき取っていきます。
・・・あれ?
たったそれだけのことなのに 陰影がついてカッコイイ顔になっちゃいましたよ!?
なんだかたのしーい(^^) なかなかいい感じ?
と、すっかりいい気になっていたら
「おでこのところ、もうちょっと拭き取ったほうがいいんじゃない?」
と木内さんの目がキラリ☆
ハッ! たしかにおでこの一部が、変な日焼けみたいになっております。
さすが ハードグラファーの目は厳しいです・・・!くぅっ・・・!!
左が川口名人、右がリリっちが塗装した作品です。
でも いつの日か川口名人や木内さんを唸らせる作品をつくれるように
がんばるぞー!おー!(^∀^)/